浄土宗の年中行事(3)

4月7日

宗祖降誕会

法然上人が現在の岡山県で長承2(1133)年に生まれたことを喜び、その遺徳をしのぶものです。この日、浄土宗の各寺院では香華を供え、誕生に際しては天から上人が降りて来たという故事に因んで白旗が2本立てられます。

7月6日

記主忌

弘安10(1287)年に89歳で往生した浄土宗の第3祖、然阿良忠上人の命日の法要です。上人は、その送り名が「記主禅師」とされたことからもわかる通り、数多くの著述を行い、浄土宗の教学を大成させました。

※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。