月別アーカイブ: 2015年5月

樹木葬の墓地の使用期間

樹木葬には永代使用料が含まれることが多いものですが、埋葬期間や実情はさまざまです。

永代にわたって同じ樹木の周囲の区画に埋葬する場合もありますが、例えば、「13回忌まで」は骨壺に入れて埋葬した後に、場所を変えて合同墓などに合祀して遺骨を土に還すこともあるようです。

大切なこと

樹木葬は、お骨を自然に還す「自然葬」の括りに入ります。特に合祀するタイプのものの場合は、「家のお墓」「一族のお墓」と呼べるものではありません。ですから、もしご自身が自然葬を望むという場合には、 ご家族の理解を得た上で、親類縁者や知人のみなさまに、こうした遺言を生前から残しておく事が大切です。

※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。

樹木葬の種類

樹木葬の樹木は、桜や梅、つつじ、紅葉、花水木など、花が咲くものや楠などの常緑樹が一般的です。

基本的には1本の樹木が、ひとまとまりの区画に対して植えられ、多くの草花で囲まれた自然溢れるお墓になっていますが、家墓のように、区画をご用意して1本の樹木を植えるタイプの樹木葬の場合、好きな樹木を選べるものもあります。

埋葬方法

樹木葬の多くは骨壺を使用せずに遺骨をそのまま土に還します。また、中には自然に還る素材(紙や布、木など)で作られた骨壺を使用することもあるようです。

また、樹木葬を取り扱うお墓の中には、遺骨を粉末に砕かなければならないこともあります。細かな条件は様々ですのでそれぞれのお墓の管理者に問い合わせる必要があります。

※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。

樹木葬とは

当寺にはございませんが、自然葬のひとつとして「樹木葬」が話題になることが増えました。

この樹木葬は、21世紀に入ってから始まった歴史の浅い葬儀方法のお一つで、墓石の代わりに樹木を墓標として、遺骨を土に還す自然葬とされています。

埋葬方法はさまざまで、ご遺骨をそのまま樹木周辺の土に埋葬する場合や、一定期間は骨壺で納めた後に、合祀をする方法もあります。

多くの場合、宗旨・宗派を問わないことが多く、管理する団体が合同法要などを執り行います。家墓ではないため、後継者がおられる場合は、ご家族の事前の了解が大切になります。

※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。