記主忌(きしゅき)(7月6日)
浄土宗の第3祖である記主禅師、然阿良忠 (きしゅぜんじねんなりょうちゅう) 上人の忌日に行われる法要です。上人は1287年(弘安10年)、89歳で亡くなられました。
上人は、その送り名が「記主禅師」とされたことからもわかる通り、数多くの著述を行い、浄土宗の教学を大成させました。
記主忌(きしゅき)(7月6日)
浄土宗の第3祖である記主禅師、然阿良忠 (きしゅぜんじねんなりょうちゅう) 上人の忌日に行われる法要です。上人は1287年(弘安10年)、89歳で亡くなられました。
上人は、その送り名が「記主禅師」とされたことからもわかる通り、数多くの著述を行い、浄土宗の教学を大成させました。
宗祖降誕会(しゅうそこうたんえ)(4月7日)
宗祖、法然上人の誕生を祝う法要です。法然上人は現在の岡山県で1133年(長承2年)に誕生せられました。
この日、浄土宗の各寺院では香華を供え、誕生に際しては天から上人が降りて来たという故事に因んで、白旗が2本立てられます。
お葬式といえば、これまでお寺を含む、地域のいろいろな方々の協力によって進められてきたものでした。
読経や焼香などを執り行い、故人の死を友人・知人・近隣・仕事関係に幅広く伝え、盛大に見送ることが、故人への手向けになると考えられていました。地域の共同体や企業などが協力し、人を動員して、できるだけ大勢が会葬する大規模な葬儀が良しとされていたのです。
現在もこのような伝統的な葬儀はよくみられますが、特に都市部では小規模化・個性化が進んでいます。
少子高齢化や核家族化、ご近所とのお付き合いの減少などが一般的になり、ご自身のお葬式は家族葬がいい、親族と親しい人でささやかに見送ってほしいと希望されるお方が増えています。
家族葬とは大まかに、近親者のみで行うご葬儀のことです。通夜と告別式といったセレモニーをご家族の他は身近な友人、知人と少人数で執り行います。儀礼的な弔問は受けないこともあります。
当寺では執り行いできませんが「無宗教葬」というのは、宗教的な形式にとらわれない自由な形で故人とお別れする新しい葬儀の執り行い方をいいます。そのため、後の法要の仕方関しても特定の形式は一切ありません。いつ、どういう形で追悼するかは自由です。
例えば、一般的な仏教の場合に「年忌」に合わせて法要を行うように、1年や2年などの区切りを法要の日に定めるのも良いでしょう。その場合は命日ではなく誕生日でもかまいません。また仏教の法要に合わせても問題ありません。