洋型の墓石は、横長に寝かせた形の西洋風の墓石のことで、背が低い分、和型墓石に比べて地震に強いとされます。芝生墓地などを中心に人気が高まっています。キリスト教式の墓石から派生したものとされていますが、そのデザインや彫刻する文字には厳密な決まりはなく、自由度が高いことも特徴です。
ストレート型
和型で言う棹石(さおいし)部分が垂直に近い形のタイプです。台石は1つ(下台)か2つのもの(中台・下台)が主流です。和型と同様に、家紋を入れたり、花立・香炉水鉢なども付くことがほとんどです。
オルガン型
棹石部分がオルガンのように大きく斜めになっているタイプです。こちらも台石は1つ(下台)か2つのもの(中台・下台)が主流です。和型と同様に、家紋を入れたり、花立・香炉水鉢なども付くことがほとんどです。
お葬式といえば、これまでお寺を含む、地域のいろいろな方々の協力によって進められてきたものでした。
読経や焼香などを執り行い、故人の死を友人・知人・近隣・仕事関係に幅広く伝え、盛大に見送ることが、故人への手向けになると考えられていました。地域の共同体や企業などが協力し、人を動員して、できるだけ大勢が会葬する大規模な葬儀が良しとされていたのです。
現在もこのような伝統的な葬儀はよくみられますが、特に都市部では小規模化・個性化が進んでいます。
少子高齢化や核家族化、ご近所とのお付き合いの減少などが一般的になり、ご自身のお葬式は家族葬がいい、親族と親しい人でささやかに見送ってほしいと希望されるお方が増えています。
家族葬とは大まかに、近親者のみで行うご葬儀のことです。通夜と告別式といったセレモニーをご家族の他は身近な友人、知人と少人数で執り行います。儀礼的な弔問は受けないこともあります。
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