お墓はいつ建てても良いものです。
生前にお墓を建てる場合は、「寿陵(じゅりょう)」と呼ばれ、昔から縁起の良いこととされています。近年都市部では、残された家族に迷惑をかけたくないという思いから生前にお墓を建てる方が半分以上とも言われています。
また、ご遺骨をお持ちの場合も、お墓を建てて納骨をする期限は特に定められていませんので、気持ちの整理がついてからでも大丈夫です。
ご遺骨が自宅に戻り、四十九日法要を終えた後に、お墓のことを考え始める方が多いようです。
樹木葬の樹木は、桜や梅、つつじ、紅葉、花水木など、花が咲くものや楠などの常緑樹が一般的です。
基本的には1本の樹木が、ひとまとまりの区画に対して植えられ、多くの草花で囲まれた自然溢れるお墓になっていますが、家墓のように、区画をご用意して1本の樹木を植えるタイプの樹木葬の場合、好きな樹木を選べるものもあります。
樹木葬の多くは骨壺を使用せずに遺骨をそのまま土に還します。また、中には自然に還る素材(紙や布、木など)で作られた骨壺を使用することもあるようです。
また、樹木葬を取り扱うお墓の中には、遺骨を粉末に砕かなければならないこともあります。細かな条件は様々ですのでそれぞれのお墓の管理者に問い合わせる必要があります。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
浄土宗 法伝寺 墓苑案内 - 川辺 Copyright(c) 2013.Hodenji Boen Annai .All Rights Reserved.